神秘と愛と人生への凝視
負の美
壊れそうな美をもった、
かなしい女たちの住居と、
その退廃の翳に、
忘れてしまった純真と純情は、
枯れゆくことを受け入れた人生の暗き旅路、
ただ性に怯えていたのはもう遥か昔のこと、
今彼女たちは己の美の末路それ自体に怯えている、
若さだけがもつ驕り、邪気、
円の中心に立ったような気持ち、
崩れそうな美をもった、
心弱き女たちの行きつく先はどこなのか。
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