神秘と愛と人生への凝視
末路の詩人
至高の喜びから、
絶望の淵まで、
すべてを味わったあの大恋愛、
それは心の耐久度を超えた、
心が弱くなってしまった、
元・人間好きの詩人はいつしか人嫌いになり、
心の隙間を空想の友や空想の愛人で埋め尽くし、
みすぼらしいズボンを履いて、
孤独の帽子を被って、
今日も西日が沈んだあとの黄昏の路地を歩いていく。
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