神秘と愛と人生への凝視
想い出
酷寒の真冬に独り聴く、
ジョニー・サンダースが歌う「恋人の日記」、
ああ、
全てが目まぐるしかった青春の日々、
あれから一体どれだけの年月が過ぎたのか、
孤独の影に身を摺り寄せ、
仲間もないまま計画を実行し始めたあの日、
頼りないウエスト29インチのブルージーンズの希望、
それだけが味方だったあの頃、
一期と一会が交錯する、
みずみずしくも反時計回りする青春、
もしあの夜にもう一度戻れるなら、
君は何をその目に焼き付けたのか。
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