2022年11月27日日曜日

ネガティビティ

ネガティビティ

 

 

また恋に溺れるのが怖いのか、

私は自分に問いかけた、

青春を肯定することはもう止めたのか、

私には何も言えなかった、

月の光の下で愛を囁き合った二人、

夢中の中で時間を超越し、

全ての欲するところのものを手にしていたかに思えた恋人たち、

無知の耽溺、

若さの浪費、

そして刹那の逢引、

時間差なく望みが実現した魔法、

幻惑、

そう、

もう全てが過ぎ去ってしまった、

全てが遅すぎた。

 

また恋するといったって、

それは先に回答を知っている疑問と同じこと。



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