2022年12月21日水曜日

破格行詩

破格行詩

 

 

皮膚の裏まで沁み込んだ、

あの詩を想う時の喜び、

幻の三十年は、

一本のUSBメモリの中にうまく収まった、

 

人生を体感して、

言葉の魔力を知って、

芸術と愛を天秤にかけた、

 

ホロスコープの下に生まれる、

無邪気な勘違い、

 

不倫未遂の愚行で知った、

神の優しさ、

 

アトランダムの遊戯に、

悲しみを浄化する作業、

明後日に見る夢の予告編と、

何かワクワクが始まろうとしている予感。

 

ゆうべの走馬灯を抱きしめて。



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