神秘と愛と人生への凝視
流転
振り返っている間に人生は終わる、
ただあの日に戻りたかったお前、
癒した傷の、
かつての嘆きに似た、
刹那から流れ渡るバラアドは、
お前がいつも逃避する際に辿った道程の、
暗く悲しいバックグランドミュージックだった、
幾多の恋、
性欲の痛み、
天使たちのアドバイスに耳傾けず、
敗れ去った人生、
復讐の炎に焦がした心臓は、
いつ運動を止めるのか、
悪魔のネガティヴィティの先にある聖者のポジティヴィティを、
夢見て今日もお前が憂う。
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