神秘と愛と人生への凝視
情景詩
小さな図書館室内に広がる寂寥。
また来たよ。
床にあぐらをかいて、
口先をとがらせ絵本をながめる3歳児。
今日はなんだか訳もなくさびしいよ、
なのに、
信じられないことに空には雲一つないんだぜ?
大正時代の詩人に憧れ、
きみはきみの住むこの町を自分色に塗り替えた。
「おまえのギター好きなんだ、やめないで弾き続けろよ」
ふと思い立って、
パソコンを開き、
親愛なるライバル画家のあの絵をプリントアウト。
幸せはHereにもThereにも眠っていた。
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