神秘と愛と人生への凝視
幸運の兆し
家々の屋根には雪が厚く積もり、
この部屋で、
ぼくの手相は生きながらの輪廻転生のようにめまぐるしく変化してゆく。
仏陀は、あるとき、ぼくを救ってくれた。
そして季節の花々はぼくの無礼をも許してくれた。
聞きなれた日本語の響きが、
とこしえの謎に変わる。
単純なことばだけで百の真理を言い当てたあなたは、
一度捨てた故郷に、
今こうして戻る。
幸運の兆し。
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